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鉄拳 家族のはなし あらすじ(ネタバレ)

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年末の紅白歌合戦で、お笑い芸人の鉄拳さんのネタが飛ばされたというニュースが話題になっていますね。

鉄拳 家族のはなし あらすじ

僕個人としては、鉄拳さんのネタが好きです。

そして、鉄拳さんといえば、感動を呼ぶパラパラ漫画作者として有名になりつつあります。

 

みなさんは、鉄拳さんのパラパラ漫画「家族のはなし」という作品をご存知でしょうか?

これを見て涙したという人が後をたちません

約10分の動画です。

僕も閲覧しましたが、なんというか心にじーーーーんとくるものがありました。

(さすがに涙はしませんでしたが)

鉄拳さんのパラパラ漫画「家族のはなし」のあらすじ

ネタばれする可能性もありますので、動画を楽しみたい方は、ここを飛ばして読んでください。

 

▼ネタバレの可能性は、ここから▼

まず、舞台は長野県(信州)になります。

りんご農家の息子が、小学校、中学校、高校、大学、社会人と成長していく中で、栄光と挫折を味わっていきます。

 

その陰では、家族の支えがあるのですが、本人は、その家族の支えに気づくことなく、自由に振る舞い、過ごしていきます。

しかし、この自由に振る舞ってしまうのにもワケがあります。

それは、膝のケガです。

 

陸上競技に青春をついやし、大会で好成績をおさめるほどの栄光を獲得します。

しかし、膝のケガを負ってしまい、走れなくなります。

そのせいで、入院をし、悔しい思いが込み上げてくる毎日。

陸上の代わりに熱中できるものとして見つけたのは「音楽」。

バンドを結成し、東京のアマチュアバンドの大会で優勝し、メジャーデビューが近づきます。

実際にメジャーデビューを手にするも、CDの売上は鳴かず飛ばず。

そして、解散・・・。

 

親からは、仕送りや一生懸命作ったりんご、そして、息子へのあたたかいメッセージが書かれた手紙が送られてきます。

しかし、当の本人は、それを無視。

親からの電話にも出ません。

 

行くあてもなく、実家に戻る本人。

あたたかく迎えてくれる家族。

しかし、本人は、つっぱり、反抗し、親が一生懸命育てたりんごをも手で払いのける始末。

 

それでも、家族は息子のために汗水たらして働きます。

 

あるとき、本人は、家の戸棚の中にあったとある「箱」に目が行きます。

その箱の中には、本人の成長とともに掲載されてきた「新聞記事のスクラップ」がありました。

 

入園式

将来の夢はりんご農園だったこと

合唱コンクール

台風によるりんご農園の被害

陸上の100m走で大会新記録を出したこと

バンドがアマチュア大会で優勝したこと

そして、バンドが開催したこと

そして、大学を退学したこと

 

すべて、両親は知っていました。

知っていても、何も本人には言いませんでした。

ただ、あたたかく見守ることを続けていました。

 

それに気づいた本人は、泣き崩れます。

 

そして、最後にこのキャッチコピーが登場します。

 

家族は、面倒くさい幸せだ。

 

▲ネタバレの可能性は、ここまで▲

 

すごく感動するエピソードでした。

あっという間の10分間でした。

セリフも一切登場しない、ただただアニメーションが流れるだけのムービーですが、いろいろと伝わってくるものがありました。

 

僕が書いたあらすじなんかよりも、実際の動画を見てみたいという方はこちらからどうぞ!

鉄拳さんの「家族のはなし」を見た人の感想

ネットでは、以下のような感想が寄せられていました。

「さすが鉄拳、ラストでとうとう泣いた。」
「あかん! これは、あかん!涙…」
「泣いた。我が身の親不孝を嘆き、親の愛を噛みしめる。」
「感動して・・・涙が止まりません。家族、ほしいですねぇ。。。 両親に、改めてありがとう」が言いたくなる作品。」
「学校でみるものじゃなかった(;ω;)」
「駄目だ。やっぱり泣けてしまう。上京し、大学を中退し、家業を継がず、音楽の道に飛び込み、挫折して、親の愛を知る。これは俺の事かと思わせる鉄拳、凄い」
「家族って面倒くさいけど、素晴らしい。ほんとそう。」
「ひたすら泣けた。我が親は実に面倒くさい存在で、でもこれ以上もないほど大切な存在。うん。大事です。」

 

実際に泣いたという方もやはり多いんですね。

僕自身も、実家から離れて暮らしていますし、大学も親のお金で通わせてもらっていましたので、この「家族のはなし」の動画を見ると、自分も同じようなことをしてしまっていたんじゃないかな?と申し訳ない気持ちになってしまいます。

だからこそ、今からでも遅くはないので、親孝行はしっかりしていきたなと思いました。

この動画のBGMも、場面に合わせてクラシック調からロック調になり、また悲しい場面ではクラシック調にと、こだわりを感じました。

このBGMがあるのとないのとでは、感情移入のレベルが違ってきますよね。

「家族のはなし」ができた背景

なぜ、鉄拳さんが「家族のはなし」を手掛けたかというと、信農毎日新聞の創刊140周年を記念して作られたものなんです。

鉄拳さんは、長野県出身で、おそらく信農毎日新聞さんからオファーがあって制作したんだと思います。

信農毎日新聞創刊140周年記念サイトはこちら

こちらのサイトには、「家族のはなし」のメーキング映像もありましたよ。

興味のある方はぜひ見てみてください。

鉄拳さんの他の作品が気になる方へ

鉄拳さんは、パラパラ漫画の作品集をDVDで出されています。

以下、作品の紹介文です(amazonより)

何千枚もの「画」と「画」がつくりだす繊細であり、芸術的な鉄拳ワールド

今、最も注目をあつめるパラパラ漫画アーティスト「鉄拳」
世界的ミュージシャンからも認められたその才能を一挙収録。
「涙が止まらない」「感動で震えた」等の声が殺到。
一枚一枚手書きで描かれた画が重なって生まれる感動作。
懐かしくて暖かい5つのストーリー。

 

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