日大アメフト部悪質タックル問題は、現在第三者委員会による調査が進行しているところです。
内田前監督、井上前コーチ、森前ヘッドコーチなどが辞任し、新しい体制づくりの真っ只中です。
そこで今注目が集まっているのが、「日大アメフト部の新監督は誰?」ということです。
その候補に挙がっている人物のうちの一人が、高橋宏明さん。
高橋宏明さんは、内田前監督の前の監督。
つまり、前々監督ということになります。
高橋宏明さんは、いったいどんな人物なのでしょうか?
今回は、高橋宏明さんについての評判や内田前監督との違いなど、いろいろとご紹介します!
それでは参りましょう!
高橋宏明の経歴は?
高橋助監督はなぜいなくなったのか?疑問!#日大 #アメフト #悪質 日本大学フェニックス高橋宏明・新監督が就任 | スポーツブル (スポブル) https://t.co/IXJ0F77cVZ @sportsbull_jpさんから
— osamucchiyamagatalov (@osamucchi511) 2018年5月17日
まずはじめに、高橋宏明さんの経歴を簡単にまとめてご紹介しますね。
- 日大アメフト部入部
- 1987年に日本大学を卒業
- 大学卒業後は、日大の職員として勤務
- 日大アメフト部コーチ就任
- そのときの監督は、篠竹幹夫監督
- 日大アメフト部監督就任
- 日大文理学部の局長まで出世
- その後、日大付属高校に左遷
高橋宏明さんは、日大アメフト部のOBで、現役時代はラインで活躍していました。
大学卒業後は、日大の職員として働き、日大文理学部局長まで出世しています。
ただ、日大アメフト部の監督辞任とともに、日大付属高校へ左遷されてしまいました。
このときの日大の人事担当があの内田正人前監督です。
内田前監督は、高橋宏明さんを日大アメフト部の成績不振を理由に、1年で監督を辞任させ、職員としても左遷してしまいました。


噂によれば、高橋さんが左遷されたのは、内田正人前監督の上司にあたる田中理事長の逆鱗にふれたから…ということも言われています。
高橋宏明はどんな監督だった?
高橋宏明さんは、伝説と言われた篠竹幹夫監督の時代からコーチを務めていました。
篠竹幹夫監督といえば、アメフト部の学生に人生のすべてを捧げるような熱心な監督で、逆らえない怖さを持っている反面、学生たちからは「オヤジ」と呼ばれるほど、コミュニケーションを大事にしていました。
内田前監督とは違い、フェアプレーや礼儀を重んじた指導をしていたことで有名で、その活躍は映画にもなったほどです。
高橋宏明さんの指導はというと、
選手に非常に優しく、強く当たらないタイプ。
辞任を表明した森琢前ヘッドコーチは、内田前監督派でしたので、高橋宏明さんのことを『あの人は強くものを言うこともできないんだ』と、学生の前にバカにしていたというエピソードもあります。
つまり、高橋宏明監督は内田前監督とは全く真逆のタイプと言えます。
そして、高橋宏明さんはこんなことを言っていたそうです。
「試合になれば結果が問われるが、それ以前にフェニックスの精神を踏まえて練習に取り組むように学生には常日頃から言っている」
日大フェニックスの精神。
これは、おそらく高橋宏明さんがコーチ時代に監督をしていた篠竹幹夫監督の指導で積み重ねてきた「フェアプレーと礼儀」のことなのではないでしょうか。
もし、高橋宏明さんが新監督として就任されたのなら、全く新しい日大フェニックスが誕生するかもしれません。


高橋宏明はスカウトマンとして優秀
高橋宏明さんは、日大アメフト部を強くするため、優秀な人材を獲得するため熱心に高校フットボールの試合会場に足を運んでいました。
その成果もあり、2017年に日大フェニックスが甲子園ボウルで優勝した際、当時1年生ながら、タッチダウンをした林裕嗣選手や川上理宇選手を獲得しています。
人材獲得に成功するということは、「人を見る目がある」ということだけではなく、「ついていきたいと思わせる人徳」があるのだと思います。

すごいドラマが生まれますね。
そして、そんな試合が見てみたいね。

まとめ
- 高橋宏明さんが日大アメフト部の新監督の候補者の一人にあがっている
- 高橋宏明さんは、内田前監督の前に監督を務めていた人物
- ただし、1年で監督は辞任し、職務も左遷された
- 高橋宏明さんは、選手に優しい
- 篠竹幹夫監督時代にコーチを務めている
高橋宏明さんの指導方法は日大フェニックスを変えることができるかもしれません。
就任された暁には、ぜひ、選手たちが思いっきりアメフトというスポーツを楽しむことができる環境を作ってほしいです。
そして、関西学院大学とフェアプレーで対決できる日が来ることを祈っています。