日大アメフト部の緊急会見で、司会者である日大広報部職員・米倉久邦さんの対応が、SNS等で話題になっています。
今回の米倉司会者の対応は「ぶちギレ司会者」と呼ばれ、「3大炎上会見レジェンド」とネットで認定されるまでになりました。
3大炎上会見レジェンドとは、「ささやき女将」「号泣議員」「ぶちギレ司会者」の会見をまとめて表現したものです。
なんだか懐かしい会見ですが、どれも当時のインパクトは相当なものでしたね。

米倉久邦さんも、そのくらいのインパクトを発揮してしまったということですね。
ただ、「ささやき女将」「号泣議員」と異なる点は、米倉久邦さんは単なる司会者であるということです。
「ささやき女将」も「号泣議員」も、問題を犯した張本人でしたが、米倉久邦さんは問題を起こした人ではなく、あくまで司会者という立場。
それなのに、3大炎上会見レジェンドに認定されるとは、ある意味すごすぎますw
今回は、3大炎上会見レジェンドに挙がっている3つの会見について解説をします。
それでは、まいりましょう!
3大炎上会見レジェンドを解説
おさらいになりますが「3大炎上会見レジェンド」とは、
- 「ささやき女将」
- 「号泣議員」
- 「ぶちギレ司会者」
の3つの会見になります。
それぞれについてどんな会見だったのかを見ていきましょう。
ささやき女将(2007年)
ささやき女房の動画
ささやき女房会見の要点
- 大阪の老舗料亭「船場吉兆」が開いた会見
- 船場吉兆は、食品偽装、原材料偽装、料理の使い回しをしていた
- 記者からの質問に湯木喜久郎氏(取締役)が詰まっていた
- 母である佐知子氏(女将)が息子に「大きい声で」「記者の眼を見て」「頭が真っ白になったと(言いなさい)」など囁いた
- 2008年に船場吉兆は廃業した
2007年10月、販売する惣菜などの食品偽装が判明したことを皮切りに、原材料偽装や料理の使い回しが発覚する大騒動を起こした、大阪の老舗料亭「船場吉兆」。同年12月に開いた謝罪会見で、記者からの質問に答えられずにいた取締役の湯木喜久郎氏を助けようと、名物女将である母の佐知子氏が隣で、
「大きい声で」「記者の眼を見て」「頭が真っ白になったと(言いなさい)」
と、コソコソと囁く姿が世間をにぎわせた。この「ささやき事件」後も船場吉兆は経営を続けたが、一度失った信頼は取り戻せず、08年5月に廃業した。
(出典:現代ビジネス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/44920)

号泣議員(2014年)
号泣議員の動画
号泣議員とは、政務活動費約913万円をだまし取った詐欺などに問われた元兵庫県議の野々村竜太郎氏のことである。
野々村竜太郎氏は、結果的に、懲役3年(求刑は懲役4年)の判決が言い渡されました。
号泣議員と言われるようになったのは、2014年7月1日に野々村竜太郎氏が潔白を訴えるための会見を開き、そこでありえないほどの号泣をし、その映像のインパクトが凄すぎて一気に拡散されました。
動画を見た人たちからは、「怒られた時の小学生と同じレベル」「こんなのが議員って」という声が多数挙がった。

ぶちギレ司会者(2018年)
ぶちギレ司会者の動画
当時強烈なインパクトで話題になった「ささやき女将」「号泣議員」。
それに肩を並べたのが、記憶に新しい日大タックル問題についての日大の会見。
しかも、レジェンドになったのは、問題を起こした張本人ではなく司会者というダークホース。
レジェンドオブレジェンドかもしれません。
司会者の態度まとめ
- 「もうやめてください!」
- 「キリがないですから!」
- 「一人で何個も聞かないでください!」
- 「同じような質問が続いているのでもうやめます」
- 「仮定の質問はやめてください」
- 「はい終わりです」
- 「同じような質問ばかりキリがないんですよ」
- 「あなたしつこいですね」

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日大緊急会見!司会者が「ムカつく」「偉そう」「高圧的」「誰?」で大炎上!日大ブランドは下がりませんw
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もう一つおまけの会見
私個人としては、もう1つレジェンド級の会見が記憶にあります。
それは、東京元都知事の舛添要一氏の会見です。
舛添要一氏の会見動画
政治資金の公私混同疑惑で、なかなか非を認めず、うんざりした記憶があります。
あとがき
毎日、日大アメフト部の悪質タックル問題に関するニュースを見たり、聞いたりしていますが、この騒動は間違いなく良くも悪くも歴史に名を残す出来事になりましたね。
この騒動については、ついに国も動き出しました。スポーツ庁の鈴木大地長官は「事実解明がなされていない」として、直接の聞き取り調査を行うようです。
これまで、権力の影で見ることができなかった悪い体制、しきたりを一気に根こそぎ排除してほしいです。