仕事の話。
今日の営業会議は有意義だった。
一人の営業マンが、とある案件を失注しそうであり、なぜそのような状況になっているのか、
ベテラン営業が分析をし、みんなで共有した。
ベテラン営業は、なぜこのような状況になっているのかを「一言」で表すことができる。
当の本人は、下手をすると、このままいくと失注するかもしれないという事態にも気づいていない。
なぜ気づいていないか?
展開が読めていないからである。
ストーリーが見えていないからである。
詰将棋をしていない。
次は、いつ、誰と会う。そして、こんな話をする。
決まっているのはそれだけだ。
いつ、誰と会う、・・・だから事前にこう動かなかればならない。
そして、こう動いたらこうなる・・・。
というように、詰将棋をしていない。
ベテラン営業の話を聞いていると、あらゆるパターンで詰将棋をしている。
だから、このままだと失注することが分かっている。
そして、その理由も。しかも明確。
すごく勉強になった。
はじめのうちは、ストーリーを紙にでも書いて、あらゆるパターンを
想定できる練習をしなければならないんだろうな。