毎年、日本漢字能力検定協会が年末になると発表する「今年の漢字」。
今年一年を漢字一文字にすると、なんという漢字になるのでしょうか?
清水寺で書かれた一文字は・・・
「輪」
でした。
なるほどーーー。
「輪」が選ばれた理由とは?
この「輪」の意味には、以下のような意味が含まれているみたいです。
- 東京オリンピック(五輪)の招致決定
- 富士山の世界文化遺産登録などに向け日本全体のチームワーク
- 東北楽天の日本シリーズ初優勝におけるチームワーク
- また、その応援の輪の大切さ
- 豪雨や土砂災害の被災地への支援の輪
僕の中では、納得のいく漢字です。
一度、今年の漢字が「輪」と聞いてしまうと、もうこの漢字以外考えられないくらいのフィット感です。
和田ラヂヲ先生の予想は?
そして、僕がいまハマっているポッドキャストが「和田ラヂヲの、聴くラヂヲ」であると、以前にブログに書かせていただきました。
2013年12月7日分放送分の内容を聞いておりますと、この「今年の漢字」についての予想についてのトークがありました。
そして、和田ラヂヲ先生は、まさに五輪招致があったことを理由にあげ、この「輪」という漢字を予想されておりました。
お見事です!!
流行語大賞の結末について
そして、少し話はずれますが、流行語大賞が4つの言葉を大賞としたことに対して、和田ラヂヲ先生は苦言を呈しておりました。
「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」。
この4つを大賞としてしまうなら、流行語大賞の審査員はいらないと。
この4つを選ぶことなら誰でもできると。
たしかに。
それを聞いて、まさにそうだなと思いました。
それに比べて、「今年の漢字」は、きっちりと「輪」という1文字を選び抜いた。
なんだか、すっきりします。
選定結果に、賛否両論はあるかもしれませんが、1つを選ぶ勇気、1つを選ぶ潔さは、今の時代、必要なことなんじゃないかと思ってしまいます。
やっぱり、こうじゃないと。
過去の「今年の漢字」は?
ちなみに、過去の「今年の漢字」は以下の通りです。
2012年 金、 2011年 絆、 2010年 暑
2009年 新、 2008年 変、 2007年 偽
2006年 命、 2005年 愛、 2004年 災
2003年 虎、 2002年 帰、 2001年 戦
2000年 金、 1999年 末、 1998年 毒
なんだか、物騒な漢字が選ばれる年も多いんですね。
そういう意味では、2013年はよい年だったのでしょうか。