第58回有馬記念が本日開催され、オルフェーヴルが8馬身もの差をつけて、圧倒的な勝利を収めました。
オルフェーヴルの騎手は、池添謙一騎手。
有終の美と言われているとおり、残念ながら本日で引退ですね。引退式も行われました。
今後は、種牡馬として活躍してくれることを祈ります。
池添謙一騎手について
1979年7月23日生まれの34歳。
出身は滋賀県で、162cm、50.0kgです。
父親は、元騎手で現在は調教師の池添兼雄さん。
奥さんは、タレントの堀あかりさんで、娘が2人います。
そんな池添騎手は、すごい騎手です。
重賞60勝もしており、そのうちG1がなんと19勝。
体表的な騎乗馬は、
・アローキャリー(桜花賞)
・デュランダル(スピリンターズステークス、マイルチャンピオンシップ)
・スイープトウショウ(チューリップ賞、秋華賞、宝塚記念、エリザベス女王杯など)
・トールホビー(優駿牝馬)
・ドリームジャーニー(宝塚記念、有馬記念など)
・カレンチャン(高松宮記念)
などなど、きりがないくらい重賞、G1を優勝しまくっています。
池添謙一騎手とオルフェーヴルの3年半
池添健一騎手はオルフェーヴルに新馬戦から乗っています。そこから、クラシックへの弾みをつけ、見事に3冠を達成。
3冠とは、皐月賞、日本ダービー、菊花賞のG1を3勝することですが、それだけでなく、その年に有馬記念も制してしまうほどの名馬に育ちました。
一方、オルフェーヴルは気性に問題があり、池添謙一騎手を振り落したことも何回もあるんだとか(笑)
阪神大賞典というレースでは、レースの途中で外へ逸走してしまいますが、その後、猛烈に追い上げて2着になってしまうという逸話もあります。
まさに伝説の名馬です。
オルフェーヴルは、海外のレースにも挑戦しています。
凱旋門賞というフランスのG1レースです。誰もが目指すG1レースですが、そのレースで2年連続2着という実績を出しています。
海外でのレースは、本当に難しいですね。
競走馬は、慣れない飛行機に乗って、日本からフランスまで行かなければならないし、時差もあるだろうし。
なので、海外レースの場合、単純に早ければいいと問題ではなく、長距離移動に耐えうる競走馬でなくてはならない、そして、順応性が高い競走馬でなくてはなりません。
そんな中、2年連続で、しかも2着というのは、すごいです。
引退してしまうのは残念ですが、オルフェーヴルの産駒がどんな活躍をしてくれるのか楽しみですね。